解説:
確実にあるファンの層が存在し、昔から連綿と造り続けられているジャンル、それが“女囚”映画だ。その女囚映画の中でも、破格のキャスティングを行い、エ ポック・メイキング的ヒットとなったのが本作。フィルモグラフィのほとんどがろくでもない作品だが、一応「エクソシスト」という大ヒット作を持つL・ブレ アを主演に配し、その豊満な(あまりにも豊満な)肉体を惜し気もなくさらさせたのもポイント高しだが、その他にも続々とB級役者が登場する。刑務所長には 「ダーティハリー」など多くの出演作を誇るJ・ヴァーノン、女看守長には「ポセイドン・アドベンチャー」のS・スティーヴンス、その相棒に鬼面のH・シル ヴァ、女囚サイドでは「宇宙の7人」のS・ダニングと「クレオパトラ危機突破」のT・ドブソンの白黒ダブル筋肉美女。物語は毎度毎度の展開なのでどーでも よく、成功の秘訣は一にも二にもキャスティングの勝利(なのか?)であった。
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